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- Type:エール/ラガー
- Color:ゴールド~ブラック
- Aroma:フルーツ香が高い。
- Flavor:フルーツの風味
- Body:ライト~フルボディー
- Alcohol:2.5~12.0%
フルーツビールとは、天然果汁もしくはフルーツ香料を加えられてつくいられるビールで、フルーツの種類は特に問われない。またアロマやフレーバーの強弱も自由だが、ホップの風味に負けない程度はっきりしていなくてはならない。国内ではみかん、マスカット、桃、ブルーベリー、苺などからできたビールが人気。
その他 | 火曜日, 4月 22nd, 2008
- Type:エール/ラガー
- Color:ゴールド~ブラック
- Aroma:チョコレート(ココア)香が高い。
- Flavor:チョコレート(ココア)の風味
- Body:ライト~フルボディー
- Alcohol:2.5~12.0%
チョコレートやココア(固形・パウダー・香料は自由)を投入して造られたビール。ベースになっているビールのホップアロマやフレーバーより、チョコレートの風味が強く、バランスが取れていることが大切。国内ではバレンタインデーで人気を呼んでいる。(チョコレート原料をあえて使わないスタウト等もチョコレートビールとして販売されています)
その他 | 火曜日, 4月 22nd, 2008
- Type:エール/ラガー
- Color:ゴールド~ブラック
- Aroma:ハーブ・スパイス香が高い。
- Flavor:ハーブ・スパイスの風味
- Body:ライト~フルボディー
- Alcohol:2.5~12.0%
ハーブ・スパイスビールとは、植物の根、タネ、果実、野菜、花、などを利用して、ビールに個性的なアロマやフレーバーを持たせたものです。使われているハーブやスパイスの認識ができないほど投入量が少なくても、または多くてもかまわないとされています。国内では、山椒、わさび、お茶、コーヒー、ココナッツなど多彩なビールが生産されています。
その他 | 火曜日, 4月 22nd, 2008
- Type:エール/ラガー
- Color:ゴールド~ブラック
- Aroma:使用した原材の香り。
- Flavor:使用した原料の風味
- Body:ライト~フルボディー
- Alcohol:2.5~12.0%
スペシャリティービールは、通常使われないユニークな発酵原料を使われているビールです。使用した発酵原料のアロマ・フレーバーがはっきりと感じられることが望ましいようです。国内では、黒糖、とうがらし、メープルシロップ、雑穀、などが生産されています。米、コーン、小麦は、スペシャリティービールに含まれません。
その他 | 火曜日, 4月 22nd, 2008
- Type:ラガー/エール
- Color:ゴールド~ブラック
- Aroma:はっきりとしたハチミツの香り。
- Flavor:はっきりとしたハチミツの風味
- Body:ライト~フルボディー
- Alcohol:2.5~12.0%
ハニーラガーは、ハチミツが投入されているビールです。アロマとフレーバーにははっきりとしたハチミツの風味があって、バランスが保たれていることが大切。軽くスッキリとしたラガータイプのビールでも、濃厚でどっしりとしたビールでも造り方は自由です。
その他 | 火曜日, 4月 22nd, 2008
- Type:ラガー
- Color:アンバー~ブラウン
- Aroma:スモーキーな香り。
- Flavor:スモーキーな風味
- Body:フルボディー
- Alcohol:4.6~5.0%
ドイツバイエルン地方のバンベルクで生産されているのがラオホビールです。最大の特徴は、ブナのチップでモルトをスモーク(燻煙)していること。したがってできあがったビールにはスモーキーなキャラクターがあります。またすべてのスタイルに燻煙香をつけることができ、スモークフレーバードビール呼ぶことができます。
その他 | 火曜日, 4月 22nd, 2008
- Type:エール(上面発酵)
- Color:ゴールド
- Aroma:穏やかなホップの香り
- Flavor:穏やかな苦味
- Body:ライト~ミディアム
- Alcohol:4.0~5.0%
ゴールデンエールまたはブロンドエールと呼ばれ、アメリカで最も親しまれているビールの一つだ。色合いはゴールドでラガーのようなスッキリとみずみずしい味わいが特徴。モルトの味わいは弱くフローラ系のホップの香りが楽しめる。またフルーティーなエステルの香りも軽く感じる程度まで許されている。
アメリカのスタイル | 火曜日, 4月 22nd, 2008
- Type:エール(上面発酵)
- Color:ゴールド
- Aroma:ホップの香りがとても高い
- Flavor:苦味が高い
- Body:ミディアムボディー
- Alcohol:4.5~5.5%
英国生まれのペールエールのアメリカバーションだ。このスタイルの最大の特徴は米国産のホップを使用して香りや苦味を著しく際立たせていること。さらにフルーティーなエステルの香りが高いものが多い。したがってモルト風味は控えめで甘みが低い。英国のものと比べると、はなやかな味わいが特徴的。
アメリカのスタイル | 火曜日, 4月 22nd, 2008
- Type:エール(上面発酵)
- Color:ゴールド~カッパー
- Aroma:ホップの香りがとても高い
- Flavor:苦味が強烈
- Body:ミディアムボディー
- Alcohol:5.0~7.5%
アメリカンペールエールに、さらにホップを加えて極めて強い苦味をつくりだしたのがアメリカンIPAです。アメリカ産のホップを多用することからグレープフルーツやレモンといった柑橘系の香りが高く華やかな味わいが楽しめる。またペールエールに比べアルコールが高いのも特徴の一つ。
アメリカのスタイル | 火曜日, 4月 22nd, 2008
- Type:エール(上面発酵)
- Color:カッパー~ブラウン
- Aroma:ホップの香りがとても高い
- Flavor:苦味が高い
- Body:ミディアムボディー
- Alcohol:4.5~6.0%
アメリカンペールエールやアメリカンブラウンエールは、英国のスタイルをかえたものですが、アメリカンアンバーエールは英国には存在しない。強いて言えばペールエールの色合いを濃くしたもののようだ。アメリカ産のホップアロマが強烈で印象的。フルーティーなエステル香は低くおさえられている。
アメリカのスタイル | 火曜日, 4月 22nd, 2008
- Type:エール(上面発酵)
- Color:ゴールド~カッパー
- Aroma:モルト香
- Flavor:苦味が高い
- Body:ミディアムボディー
- Alcohol:4.0~6.4%
ローストした麦芽からもたらされる、カラメル風味やチョコレート風味が楽しめる。また米国産ホップを使用しているため香りや苦味も高い。フルーティーなエステル香は低くおさえられている。
アメリカのスタイル | 火曜日, 4月 22nd, 2008
- Type:ラガー(下面発酵)
- Color:麦わら色~ゴールド
- Aroma:ホップの香りが高い
- Flavor:苦味が高い
- Body:ミディアム
- Alcohol:4~5%
明るい麦わら色や黄金色のビール。上品な風味を持つノーブルタイプホップから生じる苦味、香り、味わいが際立っているのが特徴。ボヘミアピルスナーと違いモルト風味が少ないので、軽く爽やかに感じる。
ドイツ/チェコ系のスタイル | 火曜日, 4月 22nd, 2008
- Type:ラガー(下面発酵)
- Color:麦わら色~ゴールド
- Aroma:ホップの香りが高い
- Flavor:ほんのりとモルトフレーバー
- Body:ミディアム
- Alcohol:4~5%
色はゴールドで、ホップの香りと苦味が際立っている爽やかなビール。ほんのりとモルトの甘みを感じることもボヘミアピルスナーの大きな特徴。複数のホップを使うことはなく単一ホップ(バライタルホップ)でつくられている。
ドイツ/チェコ系のスタイル | 火曜日, 4月 22nd, 2008
- Type:ラガー(下面発酵)
- Color:麦わら色~ゴールド
- Aroma:ほのかなモルトの香り
- Flavor:穏やかなモルトフレーバー
- Body:ミディアム
- Alcohol:4.5~5.5%
ドイツ南部の都市「ミュンヘン」でつくられた淡色ビール。ホップの香りは弱く、モルトの風味が強調されている。ヘレスとは淡色という意味。
ドイツ/チェコ系のスタイル | 火曜日, 4月 22nd, 2008
- Type:ラガー(下面発酵)
- Color:麦わら色~ゴールド
- Aroma:穏やかなホップの香り
- Flavor:穏やかな苦味
- Body:ミディアム
- Alcohol:4~5%
ホップやモルトの香りはいずれも希薄で、目立つことなく低いレベルを保っている。副原料に米、コーン、小麦、その他の雑穀や糖類などを使うことができる。
ドイツ/チェコ系のスタイル | 火曜日, 4月 22nd, 2008
- Type:ラガー(下面発酵)
- Color:麦わら~濃ゴールド
- Aroma:ホップモルト共低い
- Flavor:穏やかな苦味
- Body:ミディアム
- Alcohol:5~6%
ドイツ最大のビール生産地「ドルトムント」がピルスナーをまねて造ったビール。ホップとモルトの風味は目立つことがなくともに低レベル。ほどよい苦味とモルトの甘みが調和して穏やかな風味をつくっている。サッポロエビスビールがこのスタイル。
ドイツ/チェコ系のスタイル | 火曜日, 4月 22nd, 2008
- Type:ラガー(下面発酵)
- Color:カッパー~ブラウン
- Aroma:モルトの香り
- Flavor:穏やかな苦味
- Body:ミディアム
- Alcohol:4.8~5.4%
色はブラウンやカッパー(銅色)といった赤みがかっているのが特徴で、ホップアロマよりモルトのトースト香が際立っている。ウィンナスタイルラガーとメルツェンは、1940年代に醸造家アントン・ドレハー氏がつくった姉妹ビール。
ドイツ/チェコ系のスタイル | 火曜日, 4月 22nd, 2008
- Type:ラガー(下面発酵)
- Color:ゴールド~ブラウン
- Aroma:モルトの香り
- Flavor:穏やかな苦味
- Body:ミディアム
- Alcohol:5.3~5.9%
色はゴールドからブラウンの範囲。ホップの香りは低く、モルトの香りが支配的なのが特徴。ドイツで春に仕込まれる味わいの強いビール(高アルコール)をメルツェンと呼んでいる。このビールを低温熟成させ、秋に行なわれる祭典に飲むビールがオクトーバーフェストで、ミュンヘンの醸造所だけが使える名称。
ドイツ/チェコ系のスタイル | 火曜日, 4月 22nd, 2008
- Type:ラガー(下面発酵)
- Color:ブラウン~濃ブラウン
- Aroma:軽いモルトの香り
- Flavor:穏やかな苦味
- Body:ミディアム
- Alcohol:4.5~5.0%
色はライトブラウンからダークブラウン。モルトのアロマとフレーバーが支配的で、ホップの苦味は低く抑えられている。伝統的なデュンケルは、強くローストしたモルトが使われ、パンやビスケット、さらにはチョコレートの風味があるものもある。デュンケルとは濃色という意味。
ドイツ/チェコ系のスタイル | 火曜日, 4月 22nd, 2008
- Type:ラガー(下面発酵)
- Color:ダークブラウン~ブラック
- Aroma:強いモルトの香り
- Flavor:濃厚なモルトの味わい
- Body:ミディアム
- Alcohol:3.8~5.0%
濃厚な色合いで、ローストした麦芽の風味が特徴。ほんのりとしたモルトの甘みと穏やかなホップの苦味が爽やかさを感じさせてくれる。フルーティーなエステル香はあってはならない。
ドイツ/チェコ系のスタイル | 火曜日, 4月 22nd, 2008
- Type:ラガー(下面発酵)
- Color:ディープカッパー~ダークブラウン
- Aroma:強いモルトの香り
- Flavor:濃厚なモルトの味わい
- Body:ミディアム~フルボディー
- Alcohol:6.0~7.5%
ローストしたモルトのアロマが支配的で、ホップの香りはほとんど感じられない。強いアルコールによる甘みや、フルーティーなエステル香によって濃厚さを極めている。南ドイツの高アルコールビールとして知られている。
ドイツ/チェコ系のスタイル | 火曜日, 4月 22nd, 2008
- Type:エール(上面発酵)
- Color:ゴールド
- Aroma:ホップモルト共に低い
- Flavor:ほんのりと甘みを感じる
- Body:ライトボディー
- Alcohol:4.8~5.2%
ケルンの町で19世紀後半に誕生した黄金色のライトビールです。ホップ、モルトの香りはともに弱く、ほんのりとした甘みを感じる。高温発酵・低温熟成によりジューシーな口あたりと、さっぱりとした後味が特徴。
ドイツ/チェコ系のスタイル | 火曜日, 4月 22nd, 2008
- Type:エール(上面発酵)
- Color:カッパー~ブラウン
- Aroma:モルトの香りが高い
- Flavor:苦味が強い
- Body:ミディアムボディー
- Alcohol:4.3~5.0%
デュッセルドルフで18世紀頃から製造されてきたビールです。アルトとは古い(=オールド)という意味で文字通り古典的なエール。色あいはやや濃い目でモルト風味が支配的ですが、ホップの香りや苦味が高いものもある。フルーティーなエステル香は低レベルに抑えられている。
ドイツ/チェコ系のスタイル | 火曜日, 4月 22nd, 2008
- Type:エール(上面発酵)
- Color:ゴールド~アンバー
- Aroma:クローブ・バナナの香りが支配的
- Flavor:クローブ
- Body:ミディアム~フルボディー
- Alcohol:4.5~5.5%
南ドイツで造られている小麦ビール。ヴァイツェン酵母で発酵させるためフェノーリック(クローブ)なアロマとフレーバーが支配的。またバナナのようなエステル香をともなうものも多い。濾過せず濁っているものをヘーフェ(酵母)ヴァイツェンと呼んでいる。
ドイツ/チェコ系のスタイル | 火曜日, 4月 22nd, 2008
- Type:エール(上面発酵)
- Color:ゴールド~カッパー
- Aroma:ホップとエステル香が高い。
- Flavor:苦味が高い
- Body:ミディアム
- Alcohol:4.5~5.5%
英国で1630年に書かれた資料に「バートンのペールなエールが人気を得て良く売れている」という記述があるようです。今から400年前に考案されたと思われるペールエールは、ホップの香りと苦味が際立っていると同時に、エール特有のエステル香が強調されているビール。ちなみに、バートンオントレントは世界屈指の銘醸地。ペールとは淡色という意味です。
イギリス・アイルランド系のスタイル | 火曜日, 4月 22nd, 2008
- Type:エール(上面発酵)
- Color:ゴールド~ディープカッパー
- Aroma:ホップの香りが高い
- Flavor:苦味が高い
- Body:ミディアム
- Alcohol:5.0~7.0%
18世紀末にロンドンの醸造家ジョージ・ホジソンによって考案したスタイルです。英国の植民地であったインドへビールを海上輸送する際に、劣化を防ぐため大量のホップを投入して苦味を強くしました。極めて強いホップの苦味と高いアルコール度数が特徴。モルト風味はミディアムレベルで、フルーティーなエステル香は穏やかなものから強烈なものまで許容範囲が広い。
イギリス・アイルランド系のスタイル | 火曜日, 4月 22nd, 2008
- Type:エール(上面発酵)
- Color:ディープカッパー
- Aroma:モルト香
- Flavor:モルトの甘み
- Body:ミディアムボディー
- Alcohol:4.0~5.5%
ブラウンエールは、英国北部のニューキャッスルで1929年に生まれたエール。ホップの生産地から遠く輸送費コストがかかるため、モルト風味の強いビールが考案された。ホップのアロマと苦味は低く、みずみずしい感触のモルト風味が特徴。フルーティーな香りはミディアムレベルまで許されている。
イギリス・アイルランド系のスタイル | 火曜日, 4月 22nd, 2008
- Type:エール(上面発酵)
- Color:カッパー
- Aroma:軽いモルト香
- Flavor:軽い甘み
- Body:ライトボディー
- Alcohol:2.8~3.5%
名前が示すとおりスコットランドの伝統的なエール。寒冷地のため大麦は多く収穫できるが、ホップの入手が困難であったため麦芽風味の強いビールが造られた。したがってライトボディーにもかかわらず穏やかなモルト風味が特徴。また熟成が低温で行われているため、口あたりがとても滑らかになっています。
イギリス・アイルランド系のスタイル | 火曜日, 4月 22nd, 2008
- Type:エール(上面発酵)
- Color:ディープカッパー~ブラウン
- Aroma:モルト香
- Flavor:モルトの甘み
- Body:フルボディー
- Alcohol:6.2~8.0%
スコティッシュエール同様にスコットランドで生まれたエールです。モルト風味が支配的でホップの風味・苦味ともに低い。カラメル、チョコレート、コーヒーのモルトフレーバーと、フルーティーなエステルの香り、そして高アルコールがもたらす甘みが調和してリッチなテイストを感じる。ベルギーに輸出するために考案されたビールです。
イギリス・アイルランド系のスタイル | 火曜日, 4月 22nd, 2008
- Type:エール(上面発酵)
- Color:アンバー~ブラウン
- Aroma:モルト・エステル香
- Flavor:強い甘み、エステルによる複雑味
- Body:ミディアム~フルボディー
- Alcohol:6.0~9.5%
通常の数倍にも及ぶモルトを使用して麦汁濃度(初期比重)を高め、高アルコールで、濃厚なボディーに仕上げます。さらにボトルコンディショニングにより、短いもので6ヶ月、長いもので10年程度熟成させます。同様なスタイルにバーレイワインがありますが、オールドエールの場合ホップのアロマが中程度。バーレイワインの場合はホップアロマが強い傾向があるようです。
イギリス・アイルランド系のスタイル | 火曜日, 4月 22nd, 2008
- Type:エール(上面発酵)
- Color:カッパー~ダークブラウン
- Aroma:モルト・エステル香
- Flavor:強い甘み、エステルによる複雑味
- Body:フルボディー
- Alcohol:8.4~12%
ワインに対する尊敬の念から、バーレイワインと呼ばれたようです。オールドエール同様に高い初期比重によってつくられ長期熟成させたビールです。色合いはダークで、カラメル香や甘みをともなったボディーと、エールイーストがもたらすフルーティーな香りが特徴。エイジングする事によってシェリー酒、紹興酒、日本酒(古酒)のような豊潤で複雑な味わいになります。
イギリス・アイルランド系のスタイル | 火曜日, 4月 22nd, 2008
- Type:エール(上面発酵)
- Color:ダークブラウン~ブラック
- Aroma:モルトの香り
- Flavor:強い甘み
- Body:ミディアム~フルボディー
- Alcohol:5.0~6.5%
1722年にロンドンのパブオーナー、ラルフハーウッドがつくりだしたスタイル。売れ残ってしまったブラウンエールに新しいビールとペールエールを混ぜたスリースレッドというビールが人気となった。やがてミックスしてつくるのが面倒になり工場で生産したと云われている。当時ロンドンの港湾荷役労働者が好んで飲んだということから、ポーターの名前が定着した。色はブラックでボディーが強い、またフルーティーなエステル香を感じるものが多い。ロブストとは強いという意味。
イギリス・アイルランド系のスタイル | 火曜日, 4月 22nd, 2008
- Type:エール(上面発酵)
- Color:ダークブラウン
- Aroma:モルトの香り
- Flavor:モルトの甘み
- Body:ライト~ミディアムボディー
- Alcohol:4.5~6.0%
ポーターのサブタイトルには、芳醇なロブストポーターと、それよりもややライトなブラウンポーターがあります。カラメル、コーヒー、チョコレートなどモルトの香りは強く感じますが、ホップの苦味が利いているためドライでスッキリとした口当たりが特徴。
イギリス・アイルランド系のスタイル | 火曜日, 4月 22nd, 2008
- Type:エール(上面発酵)
- Color:ブラック
- Aroma:モルトの香り
- Flavor:モルトの味わいと苦味
- Body:ミディアムボディー
- Alcohol:3.8~5.0%
1778年にアイルランドの醸造家アーサーギネスがポーターを参考につくったスタイル。当時アイルランドではモルト(麦芽)に対して高い税金がかけられていたため、ローストバーレイ(非麦芽)を加えてビールを造った。色合いはほぼ真っ黒、モルト風味が支配的で、ローストバーレイの焦げた香りを感じる。甘みはなくドライでスッキリとした味わい。
イギリス・アイルランド系のスタイル | 火曜日, 4月 22nd, 2008
- Type:エール(上面発酵)
- Color:ブラック
- Aroma:モルトの香り
- Flavor:モルトの甘み
- Body:フルボディー
- Alcohol:3.0~6.0%
ドライスタウトとは対照的にローストした麦芽の苦味をおさえて、モルトの甘み、チョコレート風味、カラメル風味が際立っているのが特徴。また味わいを深めるため、ボトリングの際に乳糖(ラクトース)を加えることもある。日本ではバレンタイン向けチョコレートビールとして生産されているスタイル。
イギリス・アイルランド系のスタイル | 火曜日, 4月 22nd, 2008
- Type:エール(上面発酵)
- Color:ダークカッパー~ブラック
- Aroma:強いモルト・エステル香
- Flavor:強い甘み、エステルによる複雑味
- Body:フルボディー
- Alcohol:7.0~12.0%
1700年代後半にロンドンで生まれた高アルコールのスタウトです。バーレイワインと同様に高い初期比重によって仕込まれ、モルトの風味とフルーティーなエステルの香りが強烈な個性をつくりだしています。またホップの苦味も非常に高いがモルトの甘みによって和らげられているのが特徴。第一次世界大戦まではロシアに輸出されていた。
イギリス・アイルランド系のスタイル | 火曜日, 4月 22nd, 2008
- Type:エール(上面発酵)
- Color:カッパー~ブラウン
- Aroma:軽いモルト香
- Flavor:軽い甘み
- Body:ミディアムボディー
- Alcohol:4.0~4.5%
名前が示すように赤みがかった薄い銅色(または薄い茶色)のビール。キャンディーを思わせるカラメルの甘さが特徴的。また味わいはスコティッシュエールに似ており、軽い口あたりで飲みやすくできている。
イギリス・アイルランド系のスタイル | 火曜日, 4月 22nd, 2008
